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緩和ケア内科

診療内容

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緩和ケア内科は、がん患者様の身体的な痛みやその他の症状を和らげ、心身の苦痛を軽減するためのケアを提供します。
治療の進行状況に関わらず、診断から終末期まで患者様とご家族の生活の質を向上させることを目指します。
専門家のチームが連携して、患者様に合わせた最善のサポートを行います。

緩和ケアの特徴

Characteristics of palliative care

痛みの管理

痛みを和らげるために、飲み薬や貼り薬、注射などを使います。 痛みが少なくなるように、適切な薬を処方します。

抗がん剤治療

抗がん剤を飲み薬で服用できるように処方します。 必要な場合は、静脈内や皮下に抗がん剤を投与することもあります。

栄養管理

食事を取るのが難しい場合、胃に管を通して栄養を補給したり、点滴で栄養を与えたりします。

IVH(中心静脈栄養法)

栄養を直接血液に注入する方法です。 食事ができない場合に重要な栄養補給手段です。 ピック(PICC): 長期間にわたる静脈注射や点滴が必要な場合に使います。 腕の静脈から中心静脈にカテーテルを挿入します。

衛生管理

感染症の予防や管理をサポートします。傷の処置やカテーテルの管理も行い、衛生的な環境を保ちます。

精神的サポート

患者さんやご家族の心理的なサポートを提供します。 必要に応じて、専門の精神科医と連携して支援します。

終末期ケア

ホスピスケアを提供し、最期の時期を穏やかに過ごせるようサポートします。 患者さんとご家族の希望に沿ったケアを大切にします。

緊急対応

体調の急な変化や緊急事態に対して、24時間体制で迅速に対応します。

よく処方される薬

痛み止め:
モルヒネ、フェンタニルパッチ、オキシコドン
抗がん剤:
カペシタビン、メトトレキサート
吐き気止め:
オンダンセトロン、メトクロプラミド
栄養補助:
栄養ドリンク、ビタミンサプリメント
心のサポート:
抗不安薬、抗うつ薬
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在宅医療(訪問診療)のご利用の流れ

01お問い合わせ
入院中、外来通院中の病院の主治医・看護師にご相談の上、医療相談室・地域包括支援センター ・地域医療連携室を通じてお問い合わせください。もしくは、担当のケアマネージャーにご相談の上、当院へ直接ご連絡ください。
02情報を提供して頂きます
入院中・外来通院中の場合、主治医の先生より診療情報提供書を頂きます。 もしくはケアマネージャー・訪問看護師より現在の状況をおうかがいします。
03初回面談
入院中の方は、病院にて『退院前カンファレンス』を行います。その際、当院のご契約内容についてご説明します。それ以外の方は、当院スタッフがご自宅へお伺いし、当院のご契約内容についてご説明致します。
04訪問診療日の決定
ご契約にご承諾頂けましたら、ご本人やご家族のご都合を伺い、初回診療日を決定いたします。
05訪問診療開始